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Amazonが運営する電子書籍サービスKindleにて、児玉郎の小説作品『歩く半ポリプ状生物』を発表しました。
【あの太った腹を切り裂き体全体をぐりんと裏返してみたら、きっとそこには見た事もない小さな植物がびっしり生えているのだ。】(『歩く半ポリプ状生物、K田についての観察日記』より一部抜粋)
大きな感情や興味、欲求などがなく、ボンヤリと、日陰を生きてきた幸田。ふとしたきっかけで幸田の前に現れた保田。自意識が強く、傲慢で感情的な保田は、そんな幸田の中にある何かに強烈に惹かれる。
興味は行動を変える。行動は性格を変える。そしてそれらの変化は運命を変える。
保田と幸田。2つの異形が交差したとき、彼らの運命が大きく動く。
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