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以前からの友人、野崎真紀ちゃんがネイルサロンを始めるということで、ブランディングを担当させてもらいました。
ネイルサロンと言えば、以前もろもろ作らせてもらったBARE SOULさんが思い出されるわけですが、ネイリストさんの話をじっくり聞いてみて思うのは、ネイルの技術や知識以上に、「コミュニケーション」を大切にしているんだな、ということ。
今回真紀ちゃんとミーティングをする中でも同じことを思いました。極論、ネイル自体よりも、お客さん一人ひとりとの会話や関係性を大切に考えている。
言われてみればネイルって、ネイリストさんとお客さんとが一対一で向き合うわけで、しかもかなりの至近距離でそれなりの時間向き合うわけで、そこにコミュニケーションの要素が入るのは当然なんですよね。
ということで、そのあたりを重視しながら諸々を進めていきました。
今回担当させてもらったのは、店舗のネーミング、スローガン作成、ロゴデザイン、名刺デザインです。
まずは全ての軸・芯となるスローガン作成。ネイルすること自体を目的にするというよりは、ネイルを通じて元気になったり明るくなったり、その人の生活がちょっとハッピーになるようなサービスを提供したい。そんな真紀ちゃんの想いを言葉にしました。
次は店舗名とロゴデザイン。MENŌ(メノー)というのは、鉱石の瑪瑙(めのう)から取ったもの。瑪瑙は、人にリラックス効果を与えると言われています。また、沢山の物質が集まって出来た結晶であるため、人と人の絆を強める効果があるとも。これは真紀ちゃんの想いにピッタリだと思い、提案しました。
ロゴデザインについては、瑪瑙(めのう)の形状を意識しました。瑪瑙は上記写真のように、外側は黒っぽいが中はキレイという特徴があります。外側(不安や警戒)の中にはキレイな心がある、そのキレイな心を表に出せるようなネイルサービスを提供する、という意味合いを込めて、黒い線に囲まれたカラフルなオブジェクトを「MENŌ」の頭文字「M」の形を意識して配置しました。
最後に名刺デザイン。名刺としてきちんと機能するものということで、レイアウトはごくシンプルに。ただ、「こころ模様まで、変わってく。」というスローガンはしっかり読んでもらえるように意識しました。
レイアウトがシンプルな分、紙には少し雰囲気を持たせたいということで、今回も千葉相互印刷の布施慶大に相談。TAKEO社のマーメイドという紙を提案してもらい、そちらで作成しました。少し模様がありふんわりした手触りなのが写真で伝わるでしょうか。
ということで諸々担当させていただいた「MENŌ(メノー)」さんですが、現在は千葉市若葉区の美容院「hair make faith」の中で営業されています。真紀ちゃんのネイルに興味のある方はぜひTEL:043-308-3285まで連絡してみてください。電話口で「MENŌ(メノー)の予約で」と伝えていただくとスムーズです。
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