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茶帯になりました。

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空手

実はもう習いはじめて5年

30歳を過ぎてから空手、それもフルコンタクト(寸止めではなく実際に当てるスタイル)の極真空手を始めたと言うと驚かれます。「昔やってたとか?」「空手は初めてでも格闘技経験はあるんでしょ」とか言われるんですが、全くの、完全な、いわゆる<ド未経験>からのスタートです。

ですので、最初はもちろん白帯から。突きや蹴りはおろか、構えることすらまともにできない状態から始めて、少しずつ少しずつ頑張って、オレンジ→青→黄色→緑と帯の色も変わっていって。

そして昨年、ついに茶帯の昇級審査を受けることになりまして、(自分的には)本当にキツイ稽古を経て、なんとか合格することができました。


昇給は、新たな試練のスタートである

とはいえ、審査に合格することは、ゴールでもなんでもない。むしろ、新たな試練のスタートです。茶色の帯を締めて稽古に出れば、当たり前ですが「茶帯の扱い」を受けるようになります。これまでは手加減してくださっていた先輩方も、「茶帯なんだから大丈夫だろう」と強めに当ててくるようになりますし、下の帯の方も、「茶帯の先輩が相手なら思いきりぶつかろう」と考える。

そういう意味で、まず自分がやるべきことは、まずは茶帯として恥ずかしくない能力と気持ちを身につけること。「さすが茶帯だね」と言ってもらえるような空手をすること。そういう気持ちも込めて、帯にはしっかり名前を刺繍してもらいました。

茶帯

そんなわけで、確かに無事に昇級させてもらえてホッとはしているものの、浮かれた気持ちは全然ありません。むしろ、前より緊張しています。今後とも、謙虚に、前向きに、稽古に取り組んでいこうと思います。押忍。